2025年3月18日(火)
お知らせ
【経済経営学科】㈱をくだ屋技研で福永泰士さんが卒業研究の報告をしました
2月27日、㈱をくだ屋技研で経済経営学科4年生の福永泰士さんが卒業研究の報告を行いました。今回の発表は、社員に内容を報告してほしいという奥田社長からのご要望と調査内容を同社に還元したいという福永さんの想いが重なり実現しました。
福永さんは2022年に「アドバンスプログラム」で、㈱をくだ屋技研を訪問した際に、同社の非効率性を重視した経営や社長の考え方に感銘を受け、自身の卒業研究のテーマにすることを決意。奥田社長にインタビューやアンケートを依頼し、同社のエンゲージメントについて調査を続けてきました。それをもとにまとめた卒業研究が、今回報告を行った「中小企業の従業員エンゲージメント大全-をくだ屋技研を通してみるエンゲージメント施策の本質」です。
先行研究に照らし合わせながら、定性・定量の両側面から行った同社のエンゲージメントに関する分析について、社員の方々は熱心に耳を傾けてくださいました。社員の方からの予想外の質問に対しても、福永さんは堂々と受け答えをしていました。
企業訪問は現場に足を運ぶ意義があるものの、どうしても一過性で終わってしまいがちです。しかし、訪問後も自ら進んで企業との関係を構築し、それを卒業研究にまでつなげた福永さんの姿勢は、関係者の心を掴んだだけでなく、主体的に動くことで初めて得られる成果があることを示してくれました。
福永さんの就職後の成功を祈念すると同時に、貴重な場を設けていただいた奥田社長に心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。