2025年11月17日(月)
プレスリリース
【プレスリリース】体育館に実寸大の“大仏さま”が出現 教育学部学生×園児 巨大造形プロジェクト 「みんなのだいぶつさま」 11/21(金)実施
帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)教育学部と帝塚山幼稚園(奈良市学園南3-1-3)は、奈良の大仏を題材にした共同造形活動「みんなのだいぶつさま」を、11月21日(金)、帝塚山小学校体育館(奈良市学園南3-1-3)で行います。
当日は、体育館の床に約15m四方(縦14.98m×横12.08m)の大仏の輪郭をロープで描き、学生と園児が制作した手・鼻・目・螺髪などのパーツを並べて巨大な大仏を再現します。完成後は園児と学生が輪郭内に入り、上方から撮影。実際には叶わない“大仏の内部に入る”疑似体験を通して、大仏のスケールを体感します。また、80人が大仏内に収まることで、大仏の造形物としての大きさを表現します。
小学校教員や幼稚園教諭、保育士を目指す教育学部の学生が、園児の発想を取り入れながら「みんなのだいぶつさま」をともにつくりあげる本プロジェクト。アートを通じて大仏に親しみ、理解を深めることができる、奈良に立地する本学ならではの企画です。
■ 実施概要
【日時】2025年11月21日(金) 10:00-11:30
【活動場所】帝塚山小学校 体育館
【参加者】
▷年長組園児28名(造形活動)
▷撮影時には年中組園児34名も参加
▷教育学部4年生8名
【内容】
①約15m四方(縦14.98m×横12.0m)の大仏をロープで床に描く
②学生と園児が制作したパーツを並べて巨大大仏を完成
③完成後、大仏の輪郭内に入り、上から記念撮影
■ 背景・経緯
「みんなのだいぶつさま」は、奈良の文化に触れながら自由な造形に取り組むことを目的に企画しました。教育学部こども教育学科の服部正志准教授(図画工作科教育・造形表現)がライフワークとして取り組む巨大造形表現が、その基盤となっています。
学生と園児はこれまで、本学客員教授・西山厚氏による大仏に関する講話を受け、歴史や文化への理解を深めてきました。その経験をもとにした園児の感性も、手や目、螺髪などのパーツの作成に生かされています。参加者全員が大仏のスケールを味わいながら、楽しんで学べる協働型造形活動です。
■ これまでの主な活動
10月22日(水)
西山厚先生による大仏のお話
11月7日(金)
▷全紙を使った造形活動
▷ロープによる描画
▷目・鼻・口・手の制作
11月14日(金)
▷金のおりがみはがし
▷ロープ描画と造形あそび
▷螺髪・白毫の制作
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