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2024年7月4日(木)

プレスリリース

【プレスリリース】五條市と共同で買い物困難者の実態把握調査を開始 7/6(土)は学生による現地ヒヤリング調査も

 帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)経済経営学部経済経営学科の荒木大惠 講師(専門:地域経済学)と豊澤圭 助教(専門:経済政策)は、本学と五條市との連携協定にもとづき、同市における買い物困難者の実態を把握するための調査(受託研究)を実施します。
 同市在住の65歳以上の男女1,000人を対象(無作為抽出)にしたアンケート調査のほか、7月6日(土)には、同市内の大型小売店などで経済経営学部の学生が街頭ヒヤリングを実施します。

【買い物困難者  実態把握調査(受託研究)の概要】
 

研究担当者 帝塚山大学 経済経営学部 経済経営学科        
      荒木大惠 講師(専門:地域経済学)、 豊澤圭 助教(専門:経済政策)
 
①アンケート調査の実施  
調査期間 2024年7月1日~20日  
対象者  五條市在住65歳以上の男女1,000名(無作為抽出)  
     ※8月下旬(日程会場未定)に分析結果の中間報告を五條市に対して行う予定
 
②学生による街頭ヒアリングの実施  
調査実施担当 経済経営学部3年生11名(予定)  
日時 2024年7月6日(土)13:00~15:00   
場所 イオン五条店(奈良県五條市今井2丁目150)                
   Aコープハートフル五條店(五條市田園3丁目1)     
   オークワ五条店(五條市二見1丁目767-1)     
   吉野ストア五條店(五條市野原西6丁目3-18)     
   五條バスセンター(五條市今井町2丁目)      ※時間、実施場所は変更になる可能性あり


【本件の背景】
 日本全国で増加の一途をたどる「買い物困難者」。五條市でも、2019年度に実施した調査により、市民の4人に1人が買い物など日常生活に不便を感じていることがわかりました。その背景には、既存商店街の衰退に加え、高齢化率の上昇に伴っての免許返納者や運転免許を持たない高齢者の増加などがあると考えられ、山間部だけなく市街地においても日々の食料品や生活用品の購入に苦労する人が増えてきています。
 このような買い物困難者の課題を解決するため、五條市では2023年度までに①移動販売②地域公共交通手段の創出③買い物代行(介護の支援が必要な市民対象)などの施策に取り組んできました。
 本学が受託する今回の調査は、同市における買い物困難者の現状をあらためて把握・分析し、2025年度以降のより充実した施策へとつなげることを目的に実施するものです。

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【お問い合わせ】 帝塚山大学 入試広報課 TEL:0742-48-9149 E-mail:koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp