2024年10月18日(金)
プレスリリース
【プレスリリース】学生を講師に学校ごとにオーダーメイドの平和学習 10/24(木) 東登美ヶ丘小学校 11/14(木) 葛城市立新庄北小学校
帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)法学部法学科の末吉洋文教授(専門:国際法、平和学)のゼミが、小学生を対象に「奈良県と戦争」をテーマにした平和学習を実施します。10月24日(木)は東登美ヶ丘小学校(奈良市東登美ヶ丘4丁目21-33)の6年生、11月14日(木)は葛城市立新庄北小学校(葛城市疋田612)の6年生を対象に、学生が講師となって授業を行います。
この学生を講師とした平和学習は、2021年のコロナ禍がきっかけで始まりました。小中学校の広島や長崎への修学旅行が中止となり日本中で平和学習ができなくなった当時の状況を受け、身近な戦争遺跡や戦争に関わるできごとを通じて「戦争と平和」を多面的に学んでもらおうと企画されたものです。各学校の歴史や地理的な要素を反映した完全オーダーメイドな平和学習は、これまでに斑鳩町立斑鳩東小学校、奈良市立東登美ヶ丘小学校、橿原市立白橿中学校、橿原市立耳成西小学校などでの実施実績を重ねています。
当日は、末吉ゼミ作成の戦跡デジタルマップ(https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies)を活用し、タブレットやPCでの探究ワークを行います。
【奈良県と戦争をテーマとしたデジタル平和学習】
①東登美ヶ丘小学校
日時:10/24(木)10:40~12:15
対象:奈良市立東登美ヶ丘小学校6年生4クラス(1クラス32人)
内容:3時間目(10:40-11:25 45分間)
大学生による講義(「奈良県と戦争」でスライドを作成。戦争遺跡を紹介するほか食や学童疎開など)
4時間目(11:30-12:15 45分間)
戦跡デジタルマップを使った探究ワーク(奈良県と戦争の年表作成・暗号解読など)
②葛城市立新庄北小学校
日時:11/14(木)13:40~15:15
対象:葛城市立新庄北小学校6年生(2クラス)
内容:5時間目(13:40-14:25 45分間)
大学生による講義(「奈良県と戦争」でスライドを作成。※学校史に残された記録にもとづき、①大阪からの学童疎開の受け入れ②「青い目の人形」③満蒙開拓青少年義勇軍④校内の奉安殿なども教材に反映)
6時間目(14:30-15:15 45分間)
戦跡デジタルマップを使った探究ワーク(奈良県と戦争の年表作成・暗号解読など)
※10/10に長崎大学核廃絶センター(RECNA)特別研究員・林田光弘氏によるオンライン授業
※11/21(木)に田中實さんによる平和講演を予定
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