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2023年6月7日(水)

プレスリリース

【プレスリリース】6/11(日)、本学学生と県内高校生が 五條市内の戦争遺跡をたどる平和学習フィールドワーク 生蓮寺の平和の鐘や空襲を受けた大川橋など

平和の鐘で知られる生蓮寺

帝塚山大学(学長:奥村 由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)法学部法学科の末吉洋文教授(専門:国際法、平和学)のゼミが、6月11日(日)、奈良県立国際高等学校と合同で五條市内の戦争遺跡をたどるフィールドワークを実施します。

見学の場所は、学童疎開を受け入れた「櫻井寺」、空襲の被害を受けた「大川橋」、太平洋戦争の影響で建設が中止された「旧国鉄五新線未成線鉄道構造群」、平和の鐘を鳴らす寺として有名な「生蓮寺」など、五條市に点在する戦争遺跡です。

末吉ゼミは、コロナ禍に見舞われた2020年に、奈良県内の戦争遺跡に関する調査報告書を発行。調査を経て知った身近な戦争遺跡を平和学習に活用してもらおうと、その翌年の2021年には、実際に現地を訪ねるフィールドワークを始めました。

今年で3回目となるフィールドワークでは、これまで実施の2回で訪れた近鉄奈良駅周辺ではなく、五條市内の戦争遺跡を高校生とともにめぐります。全行程3日間のうち、1日目は香芝市の屯鶴峯(6/3(土)実施済み)、2日目が本フィールドワーク、3日目には本学での事後学習(6月24日(土))で総仕上げを行い、奈良県と戦争の歴史についての知識を深めます。

6月24日(土)に実施する事後学習(於:帝塚山大学 東生駒キャンパス)では、フィールドワークで学んだことと戦争遺跡デジタルマップ※を用いた探究学習の成果を高校生が発表します。大学生と高校生が対話を通じて戦争や平和について考える機会とします。

※ 末吉ゼミの学生による戦争遺跡デジタルマップは 、一般に公開しています 。(https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies

【お問い合わせ】帝塚山大学 入試広報課 〒631-8501 奈良市帝塚山7-1-1
Tel:0742-48-9149 E-mail:koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp(担当:鈴木)

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