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2023年11月15日(水)

お知らせ

【経済経営学科】関西経済連合会から講師を迎え、関西経済と日本経済について講義いただきました。

10月31日、経済経営学部のアドバンスクラスに関西経済連合会(関経連)の中村元星氏を招き、関西経済と日本経済について講義いただきました。

中村氏は関経連の経済調査部で、主に関西の景気動向の調査や財政モデルの作成などに携っておられます。

中村氏は関経連の業務内容について紹介した後、日本経済を概観し、関西経済を取り巻く状況について、GDPや輸出品目などのデータをもとに解説。「日本と関西のGDPの差」「関西が強い、弱い産業」などを、学生に発表させながらブレインストーミングを行っていきました。その後、学生は4グループにまとまり、「IRの是非」についてチーム内で賛成派と反対派に分かれてディスカッションし、グループで意見を発表し合いました。

授業を通して、中村氏は「相手を説得するためにはエビデンスが必要である」と説き、グラフやデータの読み解き方のほか、ニュースや新聞から幅広く情報を収集し、それらをもとに理論を組み立てることが大切であると学生に話しました。

普段はネットのヘッドラインなどで情報を得ることが多い学生も、中村氏の話を通して、新聞などの総合的かつ網羅的な情報源から、幅広く知識を吸収し多角的な視点を身につける重要性に気づかされたようでした。

12月には、学生は関西で活躍するものづくり企業を実際に訪問し、関西経済を支える仕事のリアルを見学します。