【日本文化学科】第15回博物館実習生による企画展示「#奈良遊戯～あの日の遊園地は永遠に～」2/10まで開催

附属博物館では、2月10日（金）まで、第15回博物館実習生による企画展示「#奈良遊戯～あの日の遊園地は永遠に～」を開催しています。

今年のテーマは「奈良の遊園地」。かつて奈良県にあったあやめ池遊園地や奈良ドリームランドなどのなつかしの遊園地のほか、今期のNHKの朝ドラで注目されている生駒山上遊園地に関するパンフレットやチケット、写真などの資料を展示しています。

日本文化学科では学内に設置されている附属博物館で学芸員資格取得のための「博物館実習」を行うことができます。レプリカでない本物の史資料を扱う実習は他大学ではなかなか経験ができません。

本企画展示は、博物館実習生の集大成として4年生が企画・立案するもので、毎年1月に一般に向けて開催しています。7月くらいからテーマを選定し始め、資料調査や現地調査を行いながら展示計画を立てていきます。ほかにも、展示品撮影やパネルの作成を行うだけでなく、他館への展示品借用依頼からちらしやポスターでの宣伝から新聞取材などの記者対応なども担当し、実際に学芸員として働く際に必要となるスキルを実践的に身につけます。

指導した西連寺匠先生（専門分野：民俗学）は「他館への借用依頼まで学生が行う大学はほとんどない」と強調し、「学生のアイデアが展示に生かされているので、ぜひ見にきてほしい」と話しました。