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2023年3月13日(月)

イベント・講座

第11回実践学生発表祭を開催しました

2023年3月3日、東生駒キャンパスにおいて「第11回 実学の帝塚山大学 実践学生発表祭~アクティブ・ラーニングの実践事例~」を開催しました。

本発表祭は、多摩大学(東京都多摩市)との学術交流に関する包括協定に基づき毎年2月に実施するもので、多摩大学を主会場として12月に開催する「多摩大学アクティブ・ラーニング祭」と並ぶ一大イベントです。1年間かけて取り組んだ「プロジェクト型学習」の成果を学生が報告します。

今年度は、本学の7組と、包括協定を結ぶ多摩大学と大阪電気通信大学からの招待発表を加えた12組が、地域におけるプロジェクトの実践事例や取組みの成果を発表しました。各大学とも専門分野での学びに基づいた、学生ならではの視点や発想が光る数々の取組みが披露され、活発な質疑応答が繰り広げられました。

多摩大学 経営情報学部の松本 祐一教授は講評で、プロジェクト型学習のキーワードとして「実践」「触感」「継続」の3つを挙げ、「さまざまな交流が生まれるこのような機会はまさしく”祭”。交流で生まれる刺激や経験を大事にしてほしい」と呼びかけました。また、大阪電気通信大学塩田 邦成学長は、「コロナ禍で苦労しながらも学生が精力的に活動を続けてきたことに敬意を表したい」と述べ、一つひとつの発表に対して丁寧に講評を加えました。本学の河口充勇教授(地域連携推進委員会 委員長)は閉会のあいさつで、「プロジェクト型学習はいわば異分野に飛び込む越境学習のようなもの。あえてAwayに飛び込むことで多角的なものの見方を身につけることもできる。取組みで得られた学びを先輩から後輩へと継承してもらいたい」と締めくくりました。

蓮花一己学長によるあいさつ

心理学部の発表。ソーシャルスキルを身につけるボードゲームについて報告した

法学部の発表の様子。活発な質疑応答が繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった