ニュース

2022年6月23日(木)

プレスリリース

【プレスリリース】帝塚山大学附属博物館  第38回特別展示『古瓦との出会いⅢ~百済の古瓦~』 7月23日(土)まで開催中

 帝塚山大学附属博物館(館長:清水昭博 奈良市帝塚山7-1-1)では、7月23日(土)まで、第38回特別展示「古瓦との出会いⅢ ~百済の古瓦~」を開催しています。
 本学附属博物館は、奈良にはじまる日本の瓦の歴史や文化を研究し、展示や教育に活用するために古瓦の収集に努めており、日・中・韓の古代瓦の収蔵数は約7,850点(2022年5月1日現在)に及びます。特に、日本に関わりの深い朝鮮半島の古瓦は2,981点を所蔵し、日本最大級の朝鮮瓦のコレクションを誇ります。
 今回の特別展示では、本学が所蔵する朝鮮半島の古代国家・百済(くだら・ペクチェ)の古瓦コレクションから、日本への仏教伝来の年である552年に合わせた52点を厳選して展示。明日香村の瓦に影響を与えたとされる蓮華文軒丸瓦や蓮華文垂木先瓦(ともに百済泗泚(くだらしび・ペクチェサビ)時代/6C後半)をはじめとした特徴ある朝鮮半島の古瓦を取りそろえました。
 この機会に、日本の瓦のルーツである百済瓦の歴史について理解を深めていただくとともに、日本にも受け継がれた百済瓦の技と美に触れていただきたいと考えています。

報道発表全文はこちら

【開催期間】 ~2022年7月23日(土)
【開館時間】 午前9時30分~午後4時30分
【休 館 日】 日曜  【入 館 料】 無料  【特別展示パンフレット】 無料
※展示に関連する公開講座も開催。詳しくはhttps://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/lecture/

【帝塚山大学附属博物館】TEL:0742-48-9700 FAX:0742-48-8783