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2022年9月27日(火)

プレスリリース

【プレスリリース】10月1日(土)〜11月5日(土) 帝塚山大学附属博物館 第16回企画展示 「瓦工の道具 -民具と写真から見る瓦づくり-」

【鍾馗像石膏型/昭和30年(1955)森田瓦工業所 蔵 】 和歌山の職人から瓦工房に送られたもの。付属する手紙には仕事の斡旋を願う内容が綴られており、職人が就職活動をしていたことや、工房が全国から職人を雇っていたことがわかる。

 帝塚山大学附属博物館(館長:清水昭博 奈良市帝塚山7-1-1)は、10月1日(土)~11月5日(土)まで、第16回企画展示「瓦工の道具-民具と写真から見る瓦づくり-」を開催します。
 本学附属博物館は、奈良にはじまる日本の瓦の歴史や文化の研究を目的として、古瓦を収集し、展示や教育にも活用しています。日・中・韓の古代瓦の収蔵数は約7,850点(2022年5月1日現在)に及び、国内でも有数のコレクションを誇ります。
 今回の企画展示では、瓦本体ではなく、これまであまり注目されることのなかった「瓦づくり」に焦点を当て、瓦工房で昭和中期まで職人が使用していた道具とその当時の写真で、昔の瓦づくりを紹介します。展示品は、本学所蔵のほか、江戸時代から続く瓦屋である森田瓦工業所(奈良県生駒郡斑鳩町)様のご協力による瓦工の道具を合わせて40点。瓦の木型や石膏型などを各種そろえました。
 かつては村に一軒はあったとされる瓦屋。瓦職人は、粘土を一つひとつ成形し、磨き、乾燥させ、焼成して瓦を作っていました。本展を、地域で長く継承されてきた瓦づくりの技術に触れるきっかけとしていただきたいと考えています。

第16回企画展示 「瓦工の道具 -民具と写真から見る瓦づくり-」

【展示/開催期間】 2022年10月1日(土)〜11月5日(土) 午前9時30分~午後4時30分
【休館日】 日曜・祝日 【入館料】 無料  
【帝塚山大学附属博物館】  TEL:0742-48-9700 FAX:0742-48-8783

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【発信者】帝塚山大学  入試広報課 〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1
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