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2021年2月10日(水)

お知らせ

【食物栄養】水球の伝統校でスポーツ栄養のサポートを再開しました。

食物栄養学科の木村ゼミでは、昨年度に引き続き京都府立鳥羽高等学校水球部の選手の皆さんに1月26日(火)放課後、男女別に競技力向上に向けての全体講義を行いました。コロナ禍で緊急事態宣言発令下でもあったことから、高校に出向いての対面式の変わりにZoomを使ったオンライン形式で行いました。選手は、個々にタブレット端末を持ち、ソーシャルデスタンスを保ちなから熱心に聴講していました。対象校の一昨年の成績は、インターハイで準優勝、国体では3位表彰台、さらに水球競技ではオリンピック選手も輩出する名門校です。

今回の講義テーマは、「アスリートと食事」でした。受講した選手の事後アンケート結果から、Zoomでの講義はスムーズで講義内容については全員が理解できたと回答し、全体指導の動機付けができました。半数以上の選手から「アスリートとして身につけたい食習慣」が印象に残り、今後活用していきたいという回答が得られました。次回の指導の講義テーマとして「試合期の食事」の要望が多く、3月下旬に予定されている全国大会に向けての意識の高さが伺えました。

ゼミ学生による指導後の自己評価のアンケート結果は、プレゼンテーション用スライドの完成度やリーフレットは、かなり満足度の高いものでした。学生にとっては、初めて学外のアスリートに対する指導が楽しかったと感じるものもありました。反省点は、準備と確認をギリギリまで行い余裕がなかったことでした。

次回は、3月に個別のサポートを予定しています。反省点を改善し、今回より完成度の高いサポートを期待しています。