ニュース

2021年2月4日(木)

【在学生】緊急事態宣言の延長に伴う対応について

令和3年2月4日

学生の皆さんへ

帝塚山大学

学長 蓮花 一己

緊急事態宣言の延長に伴う対応について

11都府県に発令されていた緊急事態宣言は、首都圏4都県、東海2県、近畿3府県、福岡県の10都府県を対象に、2月7日までの期限を3月7日まで1カ月延長することになり、政府は早期の感染収束に向けた協力を国民に呼び掛けています。

一方、大学を所管する文部科学省からも1月29日付で「大学等における新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するための取組の徹底について」と題した文書が発出され、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、学生の健康状態の把握、学生寮や課外活動における感染対策、懇親会等の感染リスクの高まる場面における注意喚起の徹底、卒業式・入学式といった式典等に際しての対応等、各大学等における感染対策や学生及び教職員への注意喚起等について、さらに徹底した対応を講じることが要請されています。

現在、大学は後期の授業も終了し定期試験時期となっていますが、学生の皆さんは、今なお大学生活や日常生活への心配や不安を感じての毎日を送っておられることと思います。

1月に出した通知でもお知らせしましたが、今回の緊急事態宣言は、社会経済活動を幅広く止めるのではなく、感染リスクの高い場面に絞って、効果的・重点的な対策を徹底するものです。そのため、飲食店に対する営業時間短縮要請を行うとともに、夜間の外出自粛の要請、テレワークの推進などがその内容の中心となっています。

本学では、これまでの経験や実績にもとづく感染防止対策の徹底により、大学内での感染は抑えることができると考えており、近畿圏に緊急事態宣言が再発令された以降も、授業実施方法や入構手続き等を変更しておらず、変更の予定もありません。ただし、今後の感染拡大等の状況により変更が生じる場合がありますので、大学からの連絡、情報発信には留意しておいてください。

日々の感染が続く中、家庭内や友人との交流など日常生活の中で感染する「市中感染」が身近でも多く発生しています。本学学生の感染や濃厚接触者となる頻度も増加傾向にありますので、これに該当することになった場合は必ず大学に連絡するようにしてください。

学生の皆さんには、登下校時や休憩時間における感染防止(体温測定等を含めた体調管理、常時マスクを着用、こまめに手指の消毒を行う、あらゆる場面で「三密」を避ける等)に一層留意するとともに、不特定多数の人が集まるイベントや飲食を伴う長時間の会食への参加、20時以降の不要不急の外出は控えるなど、一人ひとりが自覚を持ち感染リスクを減じるための行動の徹底を改めてお願いします。 また、「新型コロナウイルス感染症接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact Confirming Application)」への登録も済ませておいてください。

以上