2021年5月21日(金)
プレスリリース
破片から創建当初の塑像の大きさと姿を復元 第14回企画展示「塑像と塼仏-土の御仏(みほとけ)に込めた祈り-」5月21日(金)~6月19日(土)
破片から創建当初の塑像の大きさと姿を復元
帝塚山大学附属博物館 第14回企画展示
「塑像と塼仏-土の御仏(みほとけ)に込めた祈り-」
本日5月21日(金)~6月19日(土)
帝塚山大学附属博物館 第14回企画展示
「塑像と塼仏-土の御仏(みほとけ)に込めた祈り-」
本日5月21日(金)~6月19日(土)
【左/平川廃寺塑像 (8世紀、城陽市歴史民俗資料館) 右/如来坐像塼仏(中国唐時代、帝塚山大学)】
帝塚山大学附属博物館(館長:清水昭博 奈良市帝塚山7-1-1)では、6月19日(土)まで、第14回企画展示「塑像と塼仏-土の御仏(みほとけ)に込めた祈り-」を開催しています。
本企画展示では、本学所蔵の中国や日本の塼仏と城陽市歴史民俗資料館所蔵の平川廃寺の塑像を合わせて35点出陳。また、平川廃寺の塑像の破片を3次元計測して、3mにも及ぶ創建当初の大きさと姿を復元した図(上部のみ)も展示しています。
7世紀後半から8世紀にかけて寺院造営が飛躍的に進められ、数多くの仏像が造像されました。中国や朝鮮半島から積極的に造像の表現や技法を取り入れる中、土を主要な材質として用いた塼仏と塑像も数多く作られました。塼仏と塑像は材質のせいもあって、ほとんどが断片で発見されていますが、資料の少ない古代においては極めて重要な資料です。
本企画展示では、中国や日本の塼仏および平川廃寺の塑像を通じて、7世紀後半から8世紀にかけてのわが国における古代寺院の実像の一端を明らかにします。
【展示/開催期間】5月21日(金)~6月19日(土)午前9時30分~午後4時30分
【休館日】 日曜
【入館料】 無料
【帝塚山大学附属博物館】TEL:0742-48-9700 FAX:0742-48-8783
E-mail:arch@tezukayama-u.ac.jp URL: https:www.tezukayama-u.ac.jp/museum
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