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2019年9月12日(木)

プレスリリース

帝塚山大学出版会刊行『奈良山里の生活図誌』を奈良県の小学校に郷土教育教材として寄贈

帝塚山大学出版会刊行『奈良山里の生活図誌』を奈良県の小学校に郷土教育教材として寄贈
9月21日(土)9:00から展示開会式とともに同書の贈呈式
奈良県立民俗博物館にて

帝塚山大学は奈良県立民俗博物館と秋季特別展示「絵と道具でたどる昔の奈良のくらし 永井清繁氏のスケッチ帖から」を9月21日(土)~12月1日(日)まで奈良県立民俗博物館で開催します。

本展示は奈良(大和)に暮らす人々が実際に使用してきた生活用具や民具に加え、昔のくらしを詳細に表現した絵を通して、郷土の風俗慣習や生活用具などで生活の推移への理解を深めることを目的に開催するもので、本学文学部日本文化学科の高田照世教授が2015年度から取り組む天理市福住の民俗調査の成果に基づき、今回は奈良県立民俗博物館の常設展示のジオラマとともに、奈良の昔の暮らしを描いた永井清繁氏のパネルを展示します。

このたび、展示パネルのもととなった永井清繁氏の描いた生活図を収録した『奈良山里の生活図誌 永井清繁画・解説(高田照世 編集)』を郷土教育の教材としてご活用いただくことを目的に、特別展示期間中に同博物館を授業で訪れる小学校(団体見学)に対して、奈良県立民俗博物館を通じて贈呈することといたしました。現時点で社会見学を予約されている県内小学校約40校だけでなく、これから見学を決められる小学校も対象に同書籍を寄贈いたします。

つきましては、秋季特別展示「絵と道具でたどる昔の奈良のくらし 永井清繁氏のスケッチ帖から」の初日である9月21日(土)9:00から、開会式とともに同書の贈呈式を執り行います。

寄贈式詳細は以下pdfをご覧ください。

20190912_県立民俗博物館展示開会式_贈呈式プレスリリース全文.pdf