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2019年5月29日(水)

プレスリリース

帝塚山大学出版会が、明治末期~昭和30年代までの奈良の暮らしを克明に描いた図誌を刊行し、 天理市、天理市教育委員会に本書を寄贈 5月30日(木)16:45~ 天理市役所で寄贈式

帝塚山大学(学長:蓮花一己 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)出版会(委員長:飛世昭裕)は、文部科学省平成29年度私立大学研究ブランディング事業「『帝塚山プラットフォーム』の構築による学際的『奈良学』研究」の成果として、天理市福住町の永井清繁氏(明治38年~平成11年)によって描かれた生活図と解説文からなる『奈良山里の生活図誌 永井清繁 画・解説』(高田照世 編)を2019年3月31日に刊行しました。


本書には、天理市福住で生まれ育った永井氏が昔を回想して描いた、明治末期から昭和30年代までの農作業、茶製造、山仕事、炭焼き、人生儀礼、年中行事、職人などの画120余点に加え、永井氏が残した画の解説原稿を収録。民俗宗教を専門として福住の民俗調査に携わってきた、本学文学部日本文化学科の高田照世教授が編集を担当しました。色鮮やかに描かれた画と詳細に説明された解説文は、当時の生活や風俗を後世に伝える貴重な民俗資料であるといえます。


本書の刊行を記念し、このたび、ゆかりの深い天理市および天理市教育委員会に『奈良山里の生活図誌 永井清繁 画・解説』をさまざまな用途でご活用いただくことを目的に20冊寄贈し、以下のとおり寄贈式を行います。

【寄贈式詳細】
1)日時:2019年5月30日(木)16:45~
2)場所:天理市役所 市長室
3)寄贈品:『奈良山里の生活図誌 永井清繁 画・解説』(高田照世 編)/帝塚山大学出版会発行 20冊
4)寄贈者:帝塚山大学
5)寄贈先:天理市・天理市教育委員会
6)寄贈式出席者(予定)
帝塚山大学 学長 蓮花一己
文学部日本文化学科 教授 高田照世
事務局長 多賀久彦
天理市長 並河健
天理市教育委員会 教育長 森継隆