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2019年10月28日(月)

プレスリリース

11月2日(土)、正倉院展特別公開講座「正倉院五絃琵琶の復元」を開催。東大寺総合文化センター 金鐘ホールにて

御即位記念第71回正倉院展
正倉院展 特別公開講座「正倉院五絃琵琶の復元」
【講師】帝塚山大学 文学部 牟田口章人 教授
讀賣テレビ放送㈱ 報道局ディレクター 波止荘子 氏
11月2日(土) 東大寺総合文化センター 金鐘ホール

 

帝塚山大学(学長:蓮花一己 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)は、11月2日(土)、御即位記念第71回正倉院展の開催に合わせ、 東大寺総合文化センター 金鐘ホール(奈良市水門町100)にて、正倉院展特別公開講座「正倉院五絃琵琶の復元」を開催します。

【本件を簡単に】
第71回正倉院展を記念して開催する特別公開講座において
■御即位記念第71回正倉院展の出陳物について本学文学部の牟田口章人教授が解説。
■正倉院事務所が15年もの歳月をかけた「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんごげんびわ)再現模造」の製作について紹介。映像を担当した讀賣テレビ放送株式会社 報道局ディレクターの波止荘子氏が琵琶の再現模造製作プロジェクトの様子を解説。映像に収めた再現品により、古の楽器の音色を再現します。

古くはシルクロード各地で奏でられていたと考えられる五絃琵琶は、現存するのは世界中で正倉院のものがただ1点のみです。正倉院事務所が再現に取り組んだその五絃琵琶が、奈良の人間国宝・北村昭齋氏(螺鈿)の総指揮のもと、2019年5月に完成しました。15年の歳月を経て、「音を奏でる楽器としての正倉院宝物」が現代によみがえったのです。

今回の特別公開講座では、本学文学部の牟田口章人教授による「御即位記念第71回正倉院展」の出陳物の解説に加え、「螺鈿紫檀五絃琵琶再現模造」について、完成に至るまでの過程を4Kカメラで収録した波止荘子氏(讀賣テレビ放送株式会社 報道局ディレクター)に、幻の琵琶を再現する様子を映像を交えてお話いただきます。同再現模造製作プロジェクトの映像から、再現された五絃琵琶から紡ぎ出される音色が味わえます。

正倉院展 特別公開講座「正倉院五絃琵琶の復元」 聴講無料・要申込
日 時:2019年11月2日(土)10:00~11:30 (受付は9:30~)
会 場:東大寺総合文化センター 金鐘ホール(奈良市水門町100)
講 師:牟田口章人 教授(帝塚山大学 文学部) 10:00~10:30
  波止荘子(讀賣テレビ放送株式会社 報道局ディレクター)10:30-11:30