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2016年8月8日(月)

イベント・講座

公開講座「高齢期を元気に過ごしましょう-介護予防のために必要なこと-」を開催しました

8月8日(月)、シニアの方を対象とした公開講座「高齢期を元気に過ごしましょう-介護予防のために必要なこと-」を奈良・学園前キャンパス16903教室で開催し、22名の方が参加されました。

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本学現代生活学部 食物栄養学科講師で管理栄養士の百木 和講師が、元気で健康寿命を全うするために必要な食事の考え方と、自宅でもできるストレッチを受講者の方に指導しました。

第1部「必要な栄養素と食事バランスチェック」では、食品摂取の多様性調査票と減塩チャレンジシートを用いて、日頃の食事のバランスの検証を行いました。
また、BMIの計算方法や、1日の野菜所要量のクイズなど、専門的な内容がわかりやすく解説され、受講生の方々はバランスの良い食生活の重要性を楽しみながら学んでおられました。

第2部の「脱水と転倒予防」では、百木講師から水分補給の重要性や、経口補水液などの活用についての解説の後、室内で簡単にできるストレッチや、身体を使う脳トレなどを受講者全員で行いました。
第2部のストレッチでは、食物栄養学科の学生もサポートメンバーとして活躍しました(写真)。

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受講生の方からは、
「大変参考になりました。毎食、バランスよく摂取することの大切さを実感しました」
「常日頃の食生活を見直し、今後の健康を保つための大事なことを確認できました」
「転倒予防のストレッチはとても良く効きました。大変わかりやすい解説で勉強になりました」
という感想をいただきました。

受講いただいた皆さま、ありがとうございました。 

 

多数ご参加いただき、介護予防への関心の高さがうかがえました

1日の食事バランスについて食品模型を用いて解説する百木講師

タオルを用いたストレッチ

踏み出し運動を体験する受講者の皆さん