ニュース

2015年1月26日(月)

お知らせ

地域マイスター講座2014(全5回)がスタートしました

帝塚山大学創立50周年を記念して、奈良県との共催による「地域マイスター講座2014」が1月24日(土)にスタートしました。

この講座は、奈良県健康福祉部地域福祉課と本学心理学部が連携して企画したもので、2月28日(土)まで全5回に亘って開催される予定です。

基本的に帝塚山大学奈良・学園前キャンパス16号館16904教室を会場として開催されますが、第3回は学外授業としてSPS若年認知症サポートセンターきずなやを訪問して開催する予定です。

自分が住んでいるまちをより魅力的にするため、地域活動に参加する意義や活動するための手法を、現地調査やグループワークを通じて楽しく学ぶことを講座の目的としていることから、参加者の多くは近隣住民の方々で、自治会長、防災防犯委員、民生委員、PTA会長、地域ボランティア、さらには地域問題に取り組むNPO団体の職員や自治体職員等々、普段から地域の問題に取り組んでおられる方々が中心でした。

第1回目のこの日は、オリエンテーションに続いて、本学心理学部の木村泰子講師から「みんながすみよい『まち』にするには」というテーマでの講演がありました。

続いて、地域包括支援センターと奈良市社会福祉協議会のご担当者から、それぞれの取り組みについてご紹介いただきました。

最後に、岩井洋学長から、基調講演として「すみよい『まち』って」と題して「まちづくりに正解と近道はない」等のお話があり、参加者の皆さんは終始熱心に聞き入っておられました。

終了後に開催された情報交換会にもほとんどの方が参加され、それぞれに異なる地域や立場を越えて、互いに抱える問題や課題等について積極的に情報交換をされました。

全5回の講座を修了することで、受講生の皆さんが今後も地域のマイスターとして一層ご活躍されることと期待されますが、なによりも参加者同士のネットワークが築けることが大きな財産となるのではないでしょうか。

岩井学長の開会挨拶

木村泰子講師の講演の様子

多数の方にご参加いただきました

岩井学長の基調講演の様子