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2014年10月21日(火)

お知らせ

10/20(月)奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」に尾立純子教授・尾立ゼミの学生・本学卒業生の饗庭さんが出演しました

10月20日(月)、17:58より奈良テレビ放送の情報番組「ゆうドキッ!」に、本学現代生活学部食物栄養学科の尾立純子教授、食物栄養学科4年の久瀬優子さん、坂野穂さん、高田奈実さん、株式会社味の大和路からは取締役事業部長の相原優さんと、管理栄養士の饗庭眞美さん(本学食物栄養学科卒業生)が出演しました。

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今回、同番組の「奈良人十色」コーナーに生出演し、本学と株式会社味の大和路様が産学連携により共同開発した「御殿様弁当」を紹介しました。

この「御殿様弁当」は、大和郡山藩最後の藩主、柳沢保申(やなぎさわやすのぶ)公が明治16年6月に旧領内を再度訪問した時に供された料理の献立帳「御殿様御膳献立帳」から、尾立教授が「再現料理を活かし、地域の人も作れ、味わえる」弁当として、本学が株式会社味の大和路様と共同で企画・開発したもので、10月18日・19日の2日間に、大和郡山市で開催された「金魚サミットin大和郡山」にて、試食販売されました。

お弁当の元になった「御殿様御膳献立帳」とは、明治16年6月、柳澤保申(やなぎさわやすのぶ)公が、領主であった時代に巡見した地を再び訪れた時(2泊3日)に供された御膳料理の献立の記録で、柳沢文庫に保管されていたものです。

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番組では、尾立教授から「御殿様弁当」開発のきっかけについて説明があり、ゼミ実習で「御殿様御膳」を給食として再現した食物栄養学科の久瀬さん、坂野さん、高田さんが、再現時の工夫や苦労した点などについて紹介しました。
そして、「御殿様弁当」のおすすめメニューについて、饗庭さんから説明があり、番組内でキャスターの方が試食されました。
「本当に良く考えられているメニューで、おいしい!」
「お弁当を食べながら奈良の歴史に思いを馳せることができる」
というコメントをいただきました。

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大学と企業の連携によって、文化に根付いた食の新しい形を提案する取り組みの一つとなった「御殿様弁当」には、おいしい食材と共に、開発に携わった人の思いもたくさん詰まっています。

ご注文の方法など、詳しくは下記Webサイトをご参照いただき、ぜひご賞味ください。

・株式会社味の大和路ホームページ「御殿様弁当」

 

奈良テレビ放送前で記念撮影

出演前の打合せの様子

リハーサルの様子

番組で紹介されたゼミ実習での給食配膳図