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2012年10月22日(月)

お知らせ

茶道部が春日大社で秋の茶会を開催

 

春日大社での茶会の様子.JPG

爽やかな秋晴れの10月21日、茶道部が春日大社にて秋の茶会を開催しました。天候にも恵まれ、七五三参りの親子連れでにぎわう中、学生たちはあでやかな着物とスーツに身を包み、参拝客らをもてなしました。

 

茶会では、四年生が神妙な面持ちでお点前を披露し、お運びさんの一年生が、お茶菓子とお抹茶を運びます。参加者は、甘いお菓子とお抹茶で一服し、秋の春日大社を楽しんでいました。

茶会を終えて、「初の晴れ舞台で、祖母にお茶を出すことが出来て嬉しい」、「緊張して言葉がスムーズに出なかったので、次は落ち着いて出来るようにしたい。」、「お点前を早く覚えたい」とほっとした表情の一年生に対し、「卒業前に、春日大社という大舞台で茶会を開くことができて誇りに思う。」「1、2年生のときは、お茶を運んで先輩についていくのに精一杯だった自分の成長が実感できた。」と満足げな四年生。そんな部員に顧問の関根俊一教授は、「お寺や神社でお茶を出すということは、仏様や神様にお茶を出すということ。この有意義な経験を糧にしてもらいたい。一年生は、この経験を生かして次はリードする側になって、茶道部を盛り上げていってもらえれれば」と、温かい言葉を贈られていました。

なお、茶道部は、11月6日、12日に、第64回正倉院展にあわせて奈良国立博物館内に設けられたお茶席にも参加します。

茶会には、卒業生も応援に駆けつけてくれました。

お床の説明をする一年生。

四年生によるお点前の様子。

お抹茶を楽しむ。