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2010年9月28日(火)

【速報】「大学生の就業力育成支援事業」に選定

文部科学省の平成22年度「大学生の就業力育成支援事業」に帝塚山大学の申請した取組「卒業生・保護者と大学の協働型キャリア支援」が選定されました。

大学生の就業力育成支援事業は、大学・短期大学において、大学内組織の有機的な連携による全学的な体制の下、入学から卒業までの間、実学的専門教育を含む体系的な指導を行うことを通じて、学生の卒業後の社会的・職業的自立が図られるよう、大学の教育改革の取組を国として支援することを目的としています。

帝塚山大学にとっては、8月の「大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム」に続く同省GP事業の選定となり、客観的な評価として教育力の高さを一層裏づけるものとなりました。

なお、「大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム」と今回の「大学生の就業力育成支援事業」の両方に選定された大学は全国の国公私立大学では7大学、関西以西の私立大学においては、本学のみが選定となっています。

 

【取組概要】

本取組は、多様な業種・職種に就く卒業生・保護者を貴重な教育資源としてとらえ、卒業生・保護者と大学の連携・協働を通して、学生の就業力を育成する協働型キャリア支援の取組です。本取組の内容は大きく2つに分かれます。

1点目は入学から卒業までの(初年次教育からはじまる学士課程教育全体の)教育プログラムの再構成で、(1)初年次教育と「キャリア・デザイン」科目の充実、(2)アドバイザー制の強化、(3)「e能力ポートフォリオ」の活用に取り組みます。

2点目は卒業生・保護者との連携・協働による持続的な就業力の育成で、(1)「取材型インターンシップ」、(2)卒業生・保護者を講師とする「TF(Tezukayama Family)講座」、(3)卒業生の対象の経年的追跡調査を実施します。

これらの活動を通して、職業観・勤労観の形成および社会的・職業的自立に必要な資質能力の育成をめざします。

 

【事業支援期間】 平成22年度から26年度(5年間)

【申請・選定状況】

  申請件数・・・441件 選定件数・・・ 180件 選定率40.8%

 

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