帝塚山大学出版会
書籍の紹介
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1998年に英国社会保障大臣(Secretary of State for Social Sucurity)及び福祉改革大臣(Minister for Welfare Reform)によって議会に提出された「New ambitions for our country: A New Contract For Welfare」の邦訳で、1997年に政権を獲得した英国労働党の福祉改革提案の骨子を述べたものである。
現在の日本が具体的に進めようとしている福祉改革、たとえばソーシャル・インクルージョン、個人勘定、地域福祉行政の改革、年金改革、教育改革、少子高齢化対策、これらのいずれを取ってもブレアの政策方向と一致している。
福祉改革計画は、その後どのような展開を辿ったのか。それは、わが国の社会福祉改革にとってどのような意味があるのか。これらを考察するためにもこの邦訳が大いに資するところがあるのではないか。
訳者はしがき
総理大臣の序文
要約 本緑書の簡潔な概略第1章 改革の背景
第2章 福祉の四つの時代
第3章 労働の重要性
第4章 福祉の新しい提携
第5章 福祉サービスの重要性
第6章 障害者支援
第7章 家族及び児童支援
第8章 社会的排除に対する攻撃
第9章 詐欺の根絶
第10章 現代サービス
第11章 第四の時代:福祉2020
付録 社会保障の進展
詳細目次
訳者解説
索引