帝塚山大学出版会
書籍の紹介
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書式の闘いに関する総合的研究書。
国際商取引実務においてますます重要性を増す書式の闘いについて、2009年8月に日本で発効する国際物品売買条約をはじめ世界の主要な立法や判例を精緻に分析。
国際契約法および国際私法・国際民事訴訟法から考察した書式の闘いの問題に関する初の体系的かつ基礎的文献となろう。
はしがき 序章
第1章 書式の闘いの意義
第1節 問題の所在
第2節 書式の闘いの定義
第3節 書式の闘いの二つの側面
第4節 小括
第2章 書式の闘いと実質法
第1節 問題の所在
第2節 書式の闘いに対する解決方法
第3節 書式の闘いをめぐる国際的立法例
第4節 小括
第3章 書式の闘いと国際私法
第1節 問題の所在
第2節 O. T. M.Ltd. v. Hydranautics 判決
第3節 Dannemannの見解の紹介
第4節 Dannemannの見解の検討
第4章 書式の闘いにおける法選択条項および管轄条項の解決―日本法の立場から―
第1節 問題の所在
第2節 日本の国際私法の一般論および書式の闘いでの解決
第3節 小括
終章 注・資料編・文献目録・索引