帝塚山大学出版会
書籍の紹介
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核家族化、少子化、高齢化の進行により、地域の人々同士の多様なふれあいの機会が乏しくなり、また、児童や高齢者・女性などを狙った犯罪も多発。保護者や 子どもなど地域住民の生活不安や育児不安がきわめて大きくなり、社会環境がすさんできている。それには心のケアとサポートが大切で、帝塚山大学と地域が協 働して、これまでにあらゆる取組を実践してきた。
2006年度文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択された取組「『心のケアとサポート』人材養成と自立支援~地域の活性化 と安心・安全な社会の創造のための実践的教育~」におけるさまざまなプロジェクトの実践記録。今後の大学教育や現職の社会人教育に示唆を与える貴重な資料。
まえがき
1章 発達障害児と保護者へのグループワーク―「のびのびクラス」の実践報告
2章 生駒市小中学校での学習支援ボランティア活動
3章 アドベンチャーカウンセリングの実践
4章 交野市小学校における総合的心理教育の実践
5章 職場でのメンタルヘルス
6章 自殺対策関連事業
7章 児童虐待に関わる専門家支援活動
8章 障がい者への支援活動
9章 DV(Domestic Violence)被害者支援活動の実際
10章 犯罪被害者への支援活動
11章 こころのケアセンターでの相談活動
12章 こころのケアセンターでの事例研究
13章 心のケアとサポート教育の課題と今後の展開
おわりに・執筆者紹介・索引