帝塚山大学出版会
書籍の紹介
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かつて、精子提供等に代表される配偶子提供による受胎に関しては、その事実を子どもに打ち明けるべきではないとされてきたが、大きくなってから現実を知り、ショックを受け、アイデンティティ・クライシスに陥っている子どもたちが数多く存在しているのが実情である。
生まれた子どもができるだけ小さいうちに事実を打ち明けられることを目的として、精子提供による子どもを持ち、同じ環境にある親グループのリーダーとして活動をしてきた女性がまとめた告知のためのガイド。
年齢別で4つの章に分かれており、子どもの年齢に合った章から読み始めることができ、また、巻末には日本での役に立つ情報を紹介。
「'Telling' & Talking about Donor Conception A Guide for Parents((c)Donor Conception Network, 2006)」の邦訳。
文部科学省科学研究費補助金 研究課題「生殖補助医療により生まれた子どもの権利擁護とソーシャルワークによる支援のあり方」(研究代表者:訳者)の研究成果。
I章 0歳から7歳の子どもを持つ親向けガイド
II章 8歳から11歳の子どもを持つ親向けガイド
III章 12歳から16歳の子どもを持つ親向けガイド
IV章 17歳以上の子どもを持つ親向けガイド
役立つ機関
参考文献
参考になる日本の団体連絡先
参考になる日本の図書
謝辞