帝塚山大学について

学長挨拶

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「実学の帝塚山大学」
人生を豊かにする力を育み、あなたの未来の可能性を広げます

皆さん、こんにちは。

帝塚山大学は、豊かな歴史文化資源に恵まれた奈良の地で、6学部7学科、大学院2研究科を有する大学です。「実学の帝塚山大学」をスローガンとして掲げ、専門的知見をふまえたプロジェクト型学習やフィールドワークを積極的に展開しています。その中で実際に体験し、本物に触れて、実社会での多様な機能や価値観、世代とのかかわりなどを学びながら事象を多角的にとらえ、主体的に行動し、他者と協働できる力を育みます。

たとえば、AI(人工知能)に代表されるSociety5.0というデジタル社会で活躍できるように、専門分野に応じたデータサイエンス教育を展開し、従来の学びのさらなる重層化を進めています。あわせて、人間社会の中で他者とふれあい、より良い関係性を築き、発展させていけることも重視しています。そこには、時々刻々と変化する事象に臨機応変に、かつ、継続的に対処し、適応できる力や、そのための「しなやかさ」を身につけることも含んでいます。このような力こそが、「真の実学」教育の成果といえるでしょう。

本学は「面倒見の良い」大学です。学問の世界での学び方については教員がしっかり伝え、サポートし、ともに歩んでいきます。なじみのあることにとどまらず、様々な観点から学び、研究する楽しさや面白さを探りましょう。また、教員とともに職員も、学生生活のあらゆる場面で細やかにサポートします。教職員は、皆さんそれぞれが人生を主体的に、のびやかに生きていける力を身につけられるように、一丸となって応援します。

皆さんは、帝塚山大学という温かく、豊かな環境の中で、これまでの殻を打ち破り、ご自分の中に秘めている力を発揮してください。そして、身近なことから関西へ、さらには日本、世界へと視野を広げ、「時代を生き抜く力」や「時代の変化に対応できる力」を磨いてほしいと願っています。その培った力で、所属する地域社会や組織の発展に、皆さんなりに力を尽くせるようになってくださることが理想です。

学長 奥村 由美子

専門分野
老年心理学、臨床心理学
経歴
2012年帝塚山大学着任。以降、心理学部教授、心理学部長、副学長(学生生活・国際交流・キャリア担当)、2023年4月より現職。1964年に教養学部のみの女子単科大学として始まり、1987年に経済学部設置とともに男女共学化した帝塚山大学において、開学59年目(就任時)にして初の女性学長(16代目)。
著書
「認知症ハンドブック〔第2版〕」(医学書院、分担執筆)「公認心理師の基本を学ぶテキスト 福祉心理学 福祉分野での心理職の役割」(ミネルヴァ書房、分担執筆)「エピソードでつかむ老年心理学」(ミネルヴァ書房、共編著)「認知症高齢者の回想法に関する研究-方法と効果-」(風間書房、単著)など
研究活動
日本認知症ケア学会監事、日本老年社会科学会評議員、日本老年臨床心理学会評議員、日本心理学会会員、日本心理臨床学会会員、日本老年精神医学会会員、日本認知症学会会員、日本健康心理学会会員、日本応用心理学会会員

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