特別展示


第21回 特別展示 「瓦の来た道Ⅱ 朝鮮瓦の歴史 -廣海家コレクションを中心に-」

日本の風景に欠くことのできない瓦屋根。その歴史は今から3000年以上も前に中国で始まりました。その後、中国で誕生した瓦は周辺の国々にも広まります。日本へも約1400年前に朝鮮半島経由で伝えられました。 帝塚山大学附属博物館では、今春、「瓦の来た道」と題した特別展示を企画し、中国瓦の歴史をたどりました。今回はその第二弾として、朝鮮瓦の歴史を振り返ってみたいと思います。 日本最初の瓦である飛鳥寺の瓦が百済からやってきた技術者の手によって作られたように、その歴史は日本の瓦と密接につながっています。展示では、今秋、当館に御寄贈いただいた廣海家コレクションを中心に、朝鮮半島の瓦の歴史のみならず、瓦の美しさも御堪能いただける優品を展示したいと思います。 この機会に、日本の瓦のふるさと、朝鮮瓦の世界をお楽しみください。

展示/開催期間

平成25年11年16日(土) ~ 12月21日(土)

関連講座

市民大学講座
11月30日(土)「古代朝鮮の造瓦と仏教」清水 昭博(帝塚山大学)
会場:帝塚山大学 奈良・東生駒キャンパス 5号館 5104教室
時間:各回 午後2時~3時30分
共催:帝塚山大学考古学研究所


「蓮華文軒丸瓦」(古新羅)
「忍冬蓮華文軒丸瓦」(統一新羅)

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