特別展示
特別展示
日本の風景に欠くことのできない瓦屋根。その歴史は今から3000年以上も前に中国で始まりました。その後、中国で誕生した瓦は周辺の国々にも広まります。日本へも約1400年前に朝鮮半島経由で伝えられました。 帝塚山大学附属博物館では、今春、「瓦の来た道」と題した特別展示を企画し、中国瓦の歴史をたどりました。今回はその第二弾として、朝鮮瓦の歴史を振り返ってみたいと思います。 日本最初の瓦である飛鳥寺の瓦が百済からやってきた技術者の手によって作られたように、その歴史は日本の瓦と密接につながっています。展示では、今秋、当館に御寄贈いただいた廣海家コレクションを中心に、朝鮮半島の瓦の歴史のみならず、瓦の美しさも御堪能いただける優品を展示したいと思います。 この機会に、日本の瓦のふるさと、朝鮮瓦の世界をお楽しみください。
展示/開催期間 | 平成25年11年16日(土) ~ 12月21日(土) |
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