特別展示


第20回 特別展示 「瓦の来た道 -中国瓦の歴史-」

日本の風景に欠くことのできない瓦屋根。その歴史は今から約3000年前、中国で始まりました。最初の瓦は円筒形の土管を四等分して作ったものでした。中国で誕生した瓦は、その後、周辺の国々にも広まります。日本へも約1400年前に朝鮮半島経由で伝えられました。
 帝塚山大学附属博物館では今後、3回の特別展示で中国から朝鮮半島を経て日本にやってきた瓦の歴史をたどりたいと思います。その最初の展示となる今回は、帝塚山大学所蔵の中国瓦を展示し、中国瓦の歴史を振り返ります。中国最古の瓦である西周の瓦や日本の瓦とも関わりの深い中国南朝の瓦など、これまで国内でほとんど見ることのできなかった展示品もあります。

 この機会に、日本の瓦のふるさと、中国瓦の世界をお楽しみください。


展示/開催期間

平成25年4月27日(土) ~ 6月1日(土)

展示解説

5月14日(火)・5月28日(火)13:45~
4月27日(土)・5月11日(土)・5月25日(土)15:45~


関連講座

市民大学講座



4月27日(土)「瓦と中国文明」向井佑介氏(京都府立大学)
5月11日(土)「中国と日本の古代瓦」清水昭博(帝塚山大学)
5月25日(土)「塼仏の流伝と三蔵法師玄奘」萩原 哉氏(武蔵野美術大学)
会場:帝塚山大学 奈良・東生駒キャンパス 5号館 5104教室
時間:各回 14:00~15:30
共催:帝塚山大学考古学研究所


饕餮(とうてつ)文半瓦当(戦国)
蓮華文軒丸瓦(南北朝)

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