瓦葺きの軒並みは、今やわが国特有の情景にさえなっています。 江戸時代、延宝2年(1674)に西村半兵衛という瓦師が、 丸瓦と平瓦とを組み合わせた形の桟瓦を発明しました。 このことによって瓦の重量がぐっと軽くなり、 瓦屋根の屋並みが広がっていきました。この瓦には一方に高まりがあり、ここを桟と 呼んでいます。その桟が向かって右にある「左桟瓦」は、特定の地域しか見られません。 平成19年春には、その珍しい左桟瓦を展示する予定です。
展示/開催期間 |
平成19年4月3日(火)~ 5月31日(木) |
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- 【山城町中津川家寄贈瓦】