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今回の市民大学ウォーク⑰は、奈良市田原地区の古墓と絵馬を中心に見学しました。
近鉄奈良駅からバスで田原地区まで移動し、午前中は春日宮天皇陵にて解説を聞き、昼食を挟んで、太安万侶の墓、光仁天皇陵・日笠フシンダ遺跡を見学した。日笠フシンダ遺跡については、発掘を直接担当された清水所長より、貴重な当時のエピソードなども伺い参加された方は楽しんで聞かれていました。
最後の今井堂天満神社では、清水所長から令和4年度の天平絵馬プロジェクトによる同社絵馬調査の結果、発見された寛政6(1794)年の絵馬について実物の絵馬を前に、ペンライトも使って絵の具など剥落した絵や文字の部分を照らし出しながら解説が行われました。
また、併せて令和5年の同社の式年造営祭にて奉納された絵馬についても、制作を担当した事務の西村が解説いたしました。