明治から昭和戦前期にかけて――現在のようには、写真を手軽に撮ることがかなわなかった時代の資料からは、いにしえの奈良大和路の美に注がれた、熱いまなざしが感じられてきます。
今回の展示は、奈良の文化財をめぐって有名・無名の人びとが残したさまざまな成果――仏像写真、彩色文様の図譜、国宝彫刻の拓本、正倉院宝物の模写、肉筆画で彩られた研究ノートなど――を通じて、古代美探求のいとなみを見つめてみようとするものです。
展示/開催期間 |
令和5(2023)年2月24日(金)~3月18日(土) 9:30~16:30 |
休館日 |
日曜日 |
その他・資料 |
その他・資料
|
-
- 久留春年筆「鳥毛立女屏風模写下絵」(部分)
-
- 『国宝浄瑠璃寺文様』より
-
- 『法隆寺天蓋仏の研究』