常設展示


常設展示『館蔵品01』

展示/開催期間 平成16年5月17日~7月15日

考 古

軒丸瓦(百済)
軒丸瓦(高句麗)

朝鮮半島の瓦

わが国の瓦に大きな影響を与えた朝鮮半島の瓦を展示しています。 楽浪時代の甎をはじめ、高句麗・百済・古新羅・統一新羅・高麗など、朝鮮半島の瓦は それぞれの特徴をそなえていることが分かると同時に、紋様の構成や変遷を知ることができます。 各時代の軒瓦や、一部鬼瓦や垂木先瓦も展示しています。

民 俗

片口(明治時代)
膳(大正時代)

【食生活をささえた器具】

庶民が生活する上で欠かせないのが「食」であるといえます。食事をする時に 食べ物を盛る器は、日に使用する物、ハレの時に使用する物など用途や種類も 様々でした。今回は、衣・食・住の「食」に注目し食器を展示しています。 なお()の時代は、制作年代ではなく使用年代です。

美 術

法隆寺宝物図巻(江戸時代)

【法隆寺宝物図巻】 三巻 紙本着色 江戸時代

法隆寺に伝来した宝物を書写した図巻です。大部分の宝物はほぼ原寸大で描き、 一部に寸法を書き加え、実際に近い色の彩色をしています。描かれた宝物は、 法隆寺で什宝として管理されている物に加え、現在「法隆寺献納宝物」(東京国立 博物館保管)となっている品々も含まれています。奥書などもなく、製作年代は不明です。明治11年(1878)に皇室に献納された 法隆寺献納宝物が描かれているところから、それ以前に描かれたことは明らかですが、 絵の様式・技法から見まして、本図は江戸時代後半のものと思われます。

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