2015年6月1日(月)
研究室訪問!:松岡先生
今回は久しぶりに 研究室訪問 シリーズをお伝えします。
第3弾の今回ご登場いただくのは・・

元奈良県警の警視正で、警察署長や警察学校長まで歴任されている松岡先生!
―奈良県警時代はどんなお仕事を?
松岡:交通警察、特に交通捜査の経歴が長いですね。警部・警視時代は刑事警察にもいたし、警備分野以外はいろんな分野を経験してますよ。
―ご担当科目は?
松岡:警察研究A・Bと警察実務演習A・Bです。
―それってどんな科目ですか?
松岡:警察官に必要な資質、基本的な警察業務について教えています。志望動機を聞くと「テレビドラマを見てあこがれました」と答える学生も多いんですけど、ちょっと考えが甘すぎます。どんな仕事なのか理解したうえで、何がしたいのかよく考えてほしいですね。
―なるほど
松岡:しっかり授業に取り組んでくれた先輩たちは、学ぶにつれて志望動機がはっきりしてきますね。そして、ゼミを引っ張ってくれるようになります。そうした学生はほとんど志望通りの府県警察に採用されてますよ。
―警察実務演習はどんな感じですか?
松岡:私が採用担当なら「こんな学生を採用したい!」と思うような明るい学生が多いです。採用試験に向けて必死でがんばっている学生たちなんで、ついつい議論にも熱が入ります。
―警察官志望の受験生が大学に来るメリットは?
松岡:高卒で専門学校に行った方がいいという人もいます。でも、私の経験上、合格テクニックを高めて採用されても、伸び悩むケースが多いですね。住民が困り事で最後に頼るところは警察ですから、人間性や常識、それに法学の知識も要求されます。
―そうすると法学部で学ぶ意味は大きいですね
松岡:法学部を出た者の方が一般的にはすぐれています。だから、現在の警察組織は大卒者の採用数の方が多いんですよ。
というわけで、警察官として長い経験をお持ちの松岡先生でした。警察官になるには専門学校や他大学に進学するという道ももちろんありますが、警察のほぼすべてを知りつくした先生に教われるのは帝塚山大学法学部だけですよ!
さて、例によって例のごとく、松岡先生はどんな先生なのか。実際に授業を受けている学生さんから見た松岡先生を法学部非公式ブログでご紹介します。よかったらご覧くださいね。
研究室訪問・番外編!:松岡先生 ※6月5日公開予定!
【研究室訪問・バックナンバー】
授業は起立・礼から!
警察研究A・Bの様子。新聞記事などを用いながら講義されます。
警察実務演習A・Bで発表する学生
警察実務演習A・Bでは学生の発表に基づいて活発に議論されます!