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2024年9月30日(月)
【日本文化学科】三輪でフィールドワークを行ないました
9/20(金)、文学部・河口ゼミ(地域文化研究)と法学部・末吉ゼミ(平和学・国際法)の学生有志が桜井市三輪でフィールドワークを行ないました。
三輪とのご縁は、今年6月末に桜井市で開催された「『建築士の日』公開シンポジウム-みんなでつくろう『愛される万葉まほろば線』」にて両ゼミがJR畝傍駅舎保全活用案に関するプレゼンを行なったのをきっかけにつながりました。
今回のフィールドワークでは、三輪の歴史・文化、まちづくりに詳しい小関吉浩先生(元小学校教員)のご案内のもと、「日本最古の神社」とされる大神神社とその門前に広がる三輪のまちを散策し、駅やまちの課題について考えました。
フィールドワークに参加した文学部生のコメントを紹介します。
「三輪散策をしてみた正直な感想として、観光範囲がコンパクトであると感じました。このコンパクトさは私たちのような県内からの観光客や奈良県近郊からの日帰り観光客にとってはとても良いサイズ感であると思いました。しかし、それだと滞在時間がどうしても限られてしまい宿泊者数などが伸びない点が課題であるなとも感じました。そこで少しでも滞在時間を伸ばす戦略として、体験型学習ツアーのようなものを企画できないかと思います。三輪における一番の観光資源は『歴史』だと思います。その歴史を学ぶ校外学習のようなものを大人向けに行ってみるのは良いのではないかと思います。」
今後、両ゼミでは、頻繁に三輪を訪れ、古い駅舎の保全活用、まちの活性化・魅力発信の可能性について、地元まちづくり関係者と連携しつつ調査活動を行なう予定です。