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2024年10月22日(火)

【心理学科/大学院心理科学研究科】日本応用心理学会第90回大会特別企画・帝塚山大学開学60周年記念シンポジウム開催

20241022日(火)に、日本応用心理学会第90回大会特別企画・帝塚山大学開学60周年記念シンポジウム「大学と地域の協働―帝塚山大学におけるグループ・アプローチ実践―」が帝塚山大学学園前キャンパスにて開催されました。

本シンポジウムの内容は、2024827日・28日に本学で開催予定であった日本応用心理学会第90回大会の大会時に実施予定でした。しかしながら、台風10号の影響で学会が対面開催中止となったため,別日に本シンポジウムが企画・実施されました。

本シンポジウムは,帝塚山大学心理学部が行っているグループ・アプローチを用いた地域支援の取り組みを,これまでとこれからに分けて話題提供いただき,その意義を九州大学名誉教授の野島一彦先生とともに議論するという内容でした。

シンポジウムは2部構成で行われました。第1部ではオープニングレクチャーとして野島先生より「地域支援とグループ・アプローチ」についてご講演いただきました。続いて本学心理学部の中地展生教授より「これまでの帝塚山大学の地域支援―現代GPから今に至る実践―」,本学全学教育開発センターの小西浩嗣准教授より「アドベンチャーカウンセリングを用いた地域支援」という2つのテーマで話題提供が行われました。

休憩をはさみ,第2部では本学心理学部の山口祐子教授と本学心理学部の学部生3名より「これからの帝塚山大学の地域支援―心理教育を用いた地域支援―」とのテーマで話題提供をいただきました。最後に,野島先生の指定討論およびフロアを含めた議論が行われました。

長時間でしたが,内容は充実しており飽きさせないとてもよいシンポジウムでした。また,別日に実施したことで本学学生も多く参加でき,熱心に聞き入る姿が見られました。

野島先生によるレクチャー

中地先生による話題提供

小西先生による話題提供

本学学生3名による話題提供