2025年9月11日(木)
【心理学部】 心理学部4年生が奈良県内の学童保育所で卒業研究プロジェクトを実施しました
8月18日、21日、28日の3日間、心理学部の式部ゼミ4年生の3名が奈良県内の学童保育所3か所で、小学生向けのデジタルスタンプラリー「クイズアドベンチャー」を実施しました。
このプロジェクトは、式部ゼミの4年生が卒業研究として取り組んでいるもので、「マッシュ&ルーム」(https://mashandroom.org/)のキノコさんの協力を得て、冒険学習型デジタルスタンプラリーを実施場所の学童保育にあわせてアレンジしていただき、学生が学童保育所で子どもたちと一緒にタブレットやスマートフォンを用いてクイズやミッションにチャレンジしていくものです。
実施にあたり、片桐学童保育所(大和郡山市)、當麻学童保育所(葛城市)、あそびの森プレジャールーム(大淀町)の奈良県内の3か所の学童保育所に研究協力をいただきました。
この実践は、「コロナ禍で友だちとのかかわりが少なかった小学生の子どもたちが楽しみながらコミュニケーションをとれるような活動を届けたい!」という学生たちの願いから始まり、学生たちが学童の先生たちと打ち合わせをしながら、準備を進めました。
プロジェクト当日は、子どもたちが数名で1グループとなり、学生や学童の先生と一緒に、学童保育所内に設置された二次元バーコードをタブレットやスマホで読み取りながら、協力し合ってクイズやミッションにチャレンジしていました。
子どもたちは元気いっぱいに活動を楽しんで、各所に貼られた二次元バーコードを協力して探す姿や、一緒にひとつの絵を完成させる様子に、学童の先生方からも「普段とはちがう素敵な一面が知れました」と感想をいただきました。
プロジェクトを遂行した学生メンバーの子どもたちとのやりとりも楽しそうで、他ゼミからボランティアとしてお手伝いに来てくれた学生もあり、貴重な学びの機会となりました。
心理学部ではこれからも、「実学」として多様な学びの機会を創造していきます!
活動の様子1(学生によるルール説明)
活動の様子2(協力して一つの絵を完成させるミッション)
活動の様子3(タブレットを使ってクイズにチャレンジ)
ミッションをクリアしてメダルを集めます