News

2025年12月3日(水)

【心理学部】特別講義で多様性について学びました

令和7(2025)年11月18日、1年生の「心理学基礎演習Ⅱ」の特別講義として、奈良県発達障害者支援センターでぃあーより森山貴司先生をお招きし、「自分を知り、他者を知り、多様な特性を理解するために」と題してご講義いただきました。

2019年度から始まり、今年で7年目となります。

この講義は、発達障害の特性や対応について知るだけではなく、演習や学生同士のディスカッションを通して、自分や他者を理解し、ひとりひとりの違いや多様性を尊重できる社会の一員として学びを深める時間となっています。

学外の専門家から直接お話をうかがう貴重な機会となり、グループワークで活発に意見交換をする姿が印象的でした。

 

1年生のみなさんの感想を一部、紹介します。

「今回の授業を通して、発達障害を『特別なもの』ではなく、多様性の一つとして受け止められるようになった。」

「今回の講義を聞いて、自分なりにもっと障害を抱える人やその周辺で起きていることに関心を持ち、具体的にボランティアなどで現場を知ってみたいと思いました。」

「今回の学びを通して、他者の特性に目を向けるだけでなく、自分自身の特性とも向き合い、どうすれば生活しやすくなるのかを考えていきたいと思いました。」

「個人の特性の多様さをもっと知り、想像力を働かせ受容できる自分でありたいと思いました。」

「今回の講義を通して他人のことを考えるだけではなく、自分のことも考えて、欠点ばかり考えるのではなく、自分の良いところも考えていきたいと感じました。」

「個人ワークやグループで共有したりすることができて、自分のプラスな面とマイナスな面を考えたり、あてはまる項目を周囲の人と共有することで、講義の理解が深まったと感じました。」

「将来、発達障害の方と関わることがあれば、今回受けた講義の事例を思い出し、接し方・伝え方を考えて関わりたいと感じました。」

 

森山先生の講義

演習の様子

ペアワークの様子

グループワークの様子