2025年3月4日(火)
【心理学科】心理教育を活用した予防的支援事業シンポジウムを開催しました!
2月8日(土)に帝塚山大学主催・奈良県教育委員会共催によるシンポジウム「心理学を学ぶ大学生による奈良県内での心理教育第2回実践報告」を行いました。学内外から80名を超える方々にご参加いただき、盛大な会となりました。
シンポジウムは奥村由美子学長の開会の挨拶で始まり、第一部の基調講演では、鳥取大学大学院の竹田伸也先生に「地域共生社会に求められる『人々の連帯』を基礎づけられるもの」として予防の観点よりご講演いただきました。続いて第二部の学校現場と心理教育では、奈良県立教育研究所の先生から心理教育を用いた予防的支援事業の概要、奈良心の相談なら結び/奈良県スクールカウンセラー水崎結香先生から公開研修会での体験を生かしたスクールカウンセラーとしての心理教育の取り組みのご紹介、「ここケット」代表の大畑豊先生から心理教育研修会に関する報告をしていただきました。最後の第三部の実践報告では、帝塚山大学心理学部3年生3名による奈良県内公立小学校4校での実践発表を行いました。竹田先生、水崎先生、大畑先生、実践校の先生方から、学校現場のニーズを大切にする姿勢について温かいコメントをいただきました。最後に奈良県立教育研究所教育支援部井上和彦部長より閉会の挨拶をいただき、シンポジウムを終えました。
児童生徒の心の健康に関する予防教育や大学生の成長につながるこの取り組みは、シンポジウムの終了とともに今年度の活動に一旦区切りを迎えました。本日のシンポジウムで学んだことを生かして今後の活動に向けてさらに頑張っていきたいと思います。
photo1_竹田先生のご講演
photo2_水崎先生のご講演
photo3_大畑先生のご講演
photo4_実践発表の様子