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2024年3月11日(月)

【大学院心理科学研究科】学内実習の小集団プログラムを通して学びを深めています

心理科学研究科 臨床心理学専修では、公認心理師養成の実習の一環として、学内実習施設でもある本学こころのケアセンター主催の小集団プログラムに取り組んでいます。

今年度は、2月3日(土)・17日(土)に、就学前の5歳児(年長)を対象とした2日間の就学前準備プログラムを開催。こころのケアセンター相談員と教員の指導のもと、臨床心理学専修の修士1年生が準備や当日の運営、子どもたちの活動のサポートを行いました。

プログラムの実施前と実施後には保護者面接を行う相談員の面接に陪席し、発達支援に関わる面接の実際を学んでいます。

 

大学院生の感想を一部、ご紹介します。

・子どもたちにどのような声かけをするとどのような反応が返ってくるか、相談員や先生がどのように関わるのかを実際に見ることができ、貴重な経験となりました

・自分のかかわり方の反省点や改善点をたくさん見つけることができた

・子どもが苦手なことに対して、何があればできるのか、どういう環境が整えばできそうかという視点を学べた

・あたりまえにできていることもたくさん誉めるということを学んだ

 

心理科学研究科では、これからも「実学」を大切に、臨床実践の力を育んでまいります。

参加してくださった子どもたちとご家族のみなさまのご協力に、心より感謝申し上げます。

実際に子どもたちが使う机と椅子に着席して打ち合わせする様子

子どもたちに遊びのルールを説明している大学院生の様子