第43回帝塚山大学心理学研究会を開催しました

　5月24日（水）、第43回の帝塚山大学心理学研究会を開催しました。

　この研究会は12年前から継続していましたが、コロナ禍の影響などもあり、2年以上も不開催の状態が続いていました。しかし、このたびの新型コロナウイルス感染症「5類感染症」への移行に伴い、久しぶりの開催となりました。

　今回は、今年度より心理学部に着任した近藤 隆夫先生が「家裁調査官実務と心理学の循環等について」というテーマで発表しました。長年にわたる家庭裁判所調査官としての実務経験から実際に担当した事例を取り上げ、深層心理学的な観点から解説をしていただきました。

　普段知ることのできない家庭裁判所の様子や少年の事例などが聴けて、質疑応答も大変盛り上がりました。