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2023年3月10日(金)

心理学部4年生が第11回実践学生発表祭で実践発表!

2023年3月3日、帝塚山大学では、多摩大学(東京都多摩市)との学術交流に関する包括協定に基づき、プロジェクト型学習の成果を学生が報告する発表祭が開催されました。

心理学部からは、4年生3名が「子どもの社会的スキル獲得を目的としたボードゲームの開発」と題して、おつかい場面を想定したすごろくのボードゲームの製作と、実践の成果を報告しました。

この実践はゼミナールでの卒業研究で、「子どもの社会的スキルが身に着くようなボードゲームを作りたい」「お金を使う機会が減っている子どもたちがお金のやりとりを体験できるように」「子どもに親しみやすく親子で楽しく遊べるようなゲームを作りたい」「どんな子どもでも一緒に遊べるようにしたい」といった学生の想いからスタートしました。

ゲームのボードやカード類はすべて手作り。ゼミナールで製作中のボードゲームの内容や実施計画を話し合い、大学生数名に体験してもらって意見をもらいながら改善を重ね、2023年2月には協力を得られたお子さまに、すごろくゲームを体験してもらうことができました。

すごろくゲームはデジタル化され、本学ホームページから無料ダウンロードができるように準備が進んでいます。

今回の発表祭では、学生3名がこれまでの成果をプレゼンテーション形式で発表。実際にゲームで使うカードや遊び方をわかりやすく、楽しく伝えることができました。

学んだ心理学の知識をもとに、学生が自ら考え、行動し、アンケートなどの客観的情報を集め、成果をまとめて発表し、さまざまな人と意見交換をする。

まさに4年間で培ったサイコロジカルリテラシーが発揮された、素晴らしい機会となりました。

発表の様子1

発表の様子2

質疑応答の様子1

質疑応答の様子2