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2023年9月28日(木)

【大学院心理科学研究科】大学院生・教員が日本人間性心理学会で発表しました

    9月22日(金)~24日(日)、福井県の福井AOSSAで日本人間性心理学会第42回大会が開催され、心理科学研究科の大学院生や教員が研究発表を行いました。

 大学院生は、吉井 千尋さんが「大学生における孤独感、被受容感、被拒絶感が援助要請意図に及ぼす影響(山口 祐子教授と連名)」、山川 日菜多さんが「大学生における随伴性自尊感情とソーシャルスキルの関連について(同上)」、鈴木 諒さんが「大学生のインターネット依存傾向に孤独感及び主体性が与える影響(中地 展生教授と連名)」、清原 大和さんが「大学生における反すうと抑うつの関連―援助要請スタイルごとの検討―(同上)」、久保 知也さんが「母親の養育態度と友人関係における過剰適応の関係―大学生サンプルにおける検討―(同上)」というテーマで口頭発表に臨みました。

   また教員では、山口 祐子教授が他大学・他機関の先生方との共同研究として「臨床現場で働く心理職のやりがいと課題(1)保健医療領域の検討」、「同(2)教育領域の検討」「同(3)司法・犯罪領域の検討」というテーマでポスター発表を行いました。

 大学院生のみなさんは全員が博士前期課程1年生で、今回が初めての学会発表でした。心理学系の学会では口頭発表の1人当たりの持ち時間は質疑応答込みで15~20分くらいの場合が多いのですが、この学会は1人当たり発表時間40分、質疑応答時間20分という濃密なスケジュールで、初めての学会発表としてはとてもハードなものだったと思います。しかし、みなさんは怯むことなく発表し、フロアからの質問にも堂々と応えていたのが印象的でした。

 

発表を終えた大学院生のみなさん