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2021年9月13日(月)

本学で日本グループ・ダイナミックス学会第67回大会が開催されました。

9月11日(土)・12日(日)に、本学学園前キャンパスで日本グループ・ダイナミックス学会第67回大会が開催されました。

 

日本グループ・ダイナミックス学会は、実証的な社会心理学の研究・実践の促進を目指して昭和24(1949)年に設立された、わが国の心理系学会では老舗的存在です。

 

本来は昨年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により延期となり、今回、大会史上初のオンライン開催で実施されることとなりました。オンライン開催ではやり取りが難しい場合も多いのですが、Web会議システムやオンライン上のバーチャル空間などを利用して、数々の研究発表・報告が双方向的に行えるように工夫がなされました。

 

また、バーチャル空間を利用してのオンライン懇親会も開催されました。ここには蓮花一己学長にもご参加いただき、ごあいさつをいただきました。また、県内の地酒店ともコラボし、地酒を購入すれば、「第67回大会ロゴ入りお猪口」をプレゼントするという企画も組み込み、参加者のみなさんはお猪口を片手にバーチャルでの交流を深めることができたようです。

 

なお、大会では本学関係者が以下の研究発表を行いました。

*エフリン トリスラさん(大学院生):在日インドネシア人の経験からみた日本の印象について―在日インドネシア人向けの異文化適応尺度作成への予備的研究―

*井上 悟さん(大学院研究生):表出対象者との親密度によるユーモア表出形態の因子構造について

*宮川 裕基さん(大学院修了生、現所属 追手門学院大学):特性セルフコンパッション尺度(SCS-J)の因子構造の再検討〔単独〕/スピードデーティングにおける「自発的接近行動」とマッチングしたペアの特徴に関する報告〔連名〕

*水野 邦夫教授:高校と大学の生活・友人関係の違い―計量テキスト分析による検討―

*谷口 淳一教授:大学入学前の関係的自己が入学後の対人適応に与える影響〔単独〕/スピードデーティングにおける「自発的接近行動」とマッチングしたペアの特徴に関する報告〔連名〕

大会本部で執務中の谷口先生(大会事務局長)

研究発表の時間管理の様子

第67回大会ロゴ入りお猪口(1)

第67回大会ロゴ入りお猪口(2)