2020年4月7日(火)
卒業生の声―卒業生アンケート結果より(その1)
3月25日(水)に卒業式が行われ、心理学部からもたくさんの卒業生が巣立っていきました。
もっとも、今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で式典は中止となり、4年間を名残惜しむ間もないままのお別れとなりましたが、卒業生のみなさんがどのような思いで大学生活を過ごしたのかを知りたいと思い、心理学部ではWebによるアンケート調査を行いました(回答率72%)。今回はその結果をいくつかご紹介したいと思います。
*4年間は楽しかった?
まずは、ズバリ「4年間は楽しく過ごせたか」どうかを5段階評定でたずねてみました。その結果、「非常にそう思う」、「ややそう思う」を合わせると、実に90%以上の人が「心理学部での4年間を楽しく過ごせた」と答えてくれました(図1)。さらに驚きなのが、「思わない」と答えた人がいなかったことで、学部としては嬉しい限りです。
*カリキュラムは?
次に、カリキュラム(開講科目や授業内容など)への満足度についてたずねてみました。ここでも8割以上の人が「満足している」という結果になり、「満足していない」という回答はありませんでした(図2)。私たちは「さまざまな角度からさまざまな心理学が学べる」ことを学部教育の売りとしてきたので、多くのみなさんに満足してもらえるカリキュラムを提供できたことはとてもよかったと思っています。
*キャリア支援への取り組み
本学ではキャリアセンターが中心となって、さまざまなサポートを行っていますが、心理学部ではさらにキャリアセンターなどとも連携しながら、学部としてのキャリア支援に取り組んでいるのが特徴的です。そこで、心理学部のキャリア支援についてもたずねてみました。その結果、7割以上の人たちが、心理学部のキャリア支援に満足していることがわかりました(図3)。一方で、まだまだ満足していない人も見受けられました。このことは私たちの反省点として、今後もさらに充実したキャリア支援を行っていきたいと思います。
以上が卒業生のみなさんの声でしたが、心理学部ではこれからも学生のみなさんにとって、さらに魅力のある学部となるよう頑張っていきます!