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2020年1月23日(木)

公認心理師養成科目見学3-心理的アセスメント

「公認心理師養成科目見学」の第3弾は、「心理的アセスメント」という科目を取り上げます。

「心理的アセスメント」という言葉を聞いても、ピンとこない人も多いかもしれませんが、臨床心理的な援助を必要とする人たち(クライエント)の心理状態を、面接や心理テストなどを通して、情報収集し分析することで、クライエントを理解するのに必須の作業です。 

「心理的アセスメント」という科目には、「①心理的アセスメントの目的及び倫理、②心理的アセスメントの観点及び展開、③心理的アセスメントの方法(観察、面接及び心理検査)、④適切な記録及び報告」が習得すべき主な内容となっており、講義だけではなく、心理テストの実習などを行うこともあります。授業は、臨床心理学が専門の式部陽子先生が担当しています。

授業を取材した日(12/2)は、知能検査についてのレクチャーでした。主な知能検査の概要や実施方法などについて学び、次週にはロールプレイ的に体験してみるとのことでした。 

授業では、中間・期末に課題が与えられ、それをクリアしなければ単位は修得できません。内容も盛りだくさんなので、受講生のみなさんは予習・復習に余念がありません。

授業の様子1

検査の実際をDVDで学習