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2019年2月14日(木)

社会・応用系ゼミの卒論発表会を開催しました。

2月12日(火)、心理学部の社会・応用系(蓮花・水野・谷口)ゼミの卒論発表会を開催しました。

心理学部では4回生になると、これまでの学びの集大成として「卒業論文」を作成し、提出後に発表会を開催しますが、社会・応用系ゼミでは合同発表会を開催し、朝から宵の口まで、ゼミ生のみなさんが延々と研究発表をし、それらを受けてディスカッションをするのが恒例となっています。

各ゼミにカラーがあり、また個々の発表もバラエティーに富み、質疑応答では、時には厳しい指摘もあれば後輩学生たちからの「難問・珍問」もあり、タジタジになる場面もあるかと思えば、賞賛や激励の言葉に喜びや充実感の笑顔がこぼれたりと、悲喜こもごも(?)の1日です。

もうすぐ卒業の4回生のみなさんですが、ぜひとも、自分の卒業研究を誇りに感じ、巣立っていってほしいと思います。

<研究テーマ>

*蓮花ゼミ

アイカメラを用いた「歩きスマホ」の危険性の実験的研究/同乗者がドライバーに与える心理的影響/公道上での自転車利用者の行動分析/大学生の交通安全に関する調査的研究/交通参加者のハザード知覚と視点取得の関連

 

*水野ゼミ

知り合いの存在およびテーマの内容がスピーチ場面における緊張感に及ぼす影響について/自己理解および社会的スキルと深い自己開示との関連について/子ども好きと共感性および攻撃性との関連について/値引き表示におけるアンカリングの方略が割安感に及ぼす影響について/決断への躊躇・決断の理由と決断後の満足感・後悔の念との関連について/お笑い芸の視聴における緊張感とネタの予測可能性が面白さに及ぼす影響について/卒業論文のテーマ決定に影響する要因の検討―学年・性格などの要因を含めて―/行為者・観察者の心理的距離と共感的羞恥との関連について/異性間の友人関係の構築とコミュニケーションスキルおよび社会的望ましさとの関連について/目標設定および宣言の有無が課題の成績に及ぼす影響―文系・理系ステレオタイプとの関連も含めて―

 

*谷口ゼミ

大学生の対面とSNSの友人関係満足の検討/ネット通販と実店舗での買い物満足度につながる要因の性格による相違/接客場面における客の笑顔がパフォーマンス及び気分に及ぼす影響の検討/テレビゲームが社会的スキルに与えるポジティブな影響/友人関係の選択回数が大学生活の適応感に与える影響/Twitterにおける類似度および自尊感情の影響/多様化する「オタク」に対するステレオタイプの比較と規定する要因の探索的研究/女子大学生における交際経験の破局が及ぼす心理的影響/恋愛的内容の自己開示と特性シャイネス及び交際経験との関連/気になる異性と恋愛対象ではない異性への接し方の違い/音楽がうつ気分に与える影響/大学生の学生相談室利用の促進要因の検討

蓮花先生(学長)より開会の辞

発表の一コマ1

発表の一コマ2

質疑にも堂々と応答