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2019年12月3日(火)

公認心理師養成科目見学1-心理学実験

心理学部では、昨年度(平成30年度)より、公認心理師養成のカリキュラムがスタートしました。

公認心理師法施行規則(平成29年9月15日制定)では、「大学における公認心理師となるために必要な科目」として25科目が定められていますが、本学心理学部では、単に「指定されたものだけ勉強します」というのではなく、さらに幅広く心理学が学べるように、カリキュラムを組んでいます。

今回からシリーズで、養成科目について紹介していきたいと思います。今回は「心理学実験」という科目を取り上げます。

「心理学実験」は公認心理師養成においては、「実験の計画立案」と「統計に関する基礎的な知識」の習得が要件となります。心理学部では、この要件を満たすために、前期に「心理学実験Ⅰ」を、後期に「心理学実験Ⅱ」を開講しています。授業では、知覚・記憶・学習などに関する実験計画を立てて、それに基づいて実験を行い、データを統計的に分析し、レポートを作成します。

この科目は、単に公認心理師養成だけでなく、4回生で卒業論文を作成するためにも重要であるため、全員必修となっています。

授業を取材した日(10/4)は、分析結果をレポートに記載する方法についてが主な内容でした。受講生のみなさんは分析結果や資料とにらめっこしながら、レポートを作成していました。

 

授業の様子

先生からアドバイスも