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2018年9月6日(木)

【大学院心理科学研究科】修了生が日本応用心理学会学会賞を受賞しました!

本学心理科学研究科博士後期課程を修了し、現在は帝塚山大学研究員の宮川裕基さんと、本学心理学部の谷口淳一教授が、日本応用心理学会2018年度学会賞(論文賞)を受賞しました。これは、両名が執筆した論文 "セルフコンパッションが友人関係における援助要請に及ぼす影響の検討"(応用心理学研究第43巻第2号に掲載)が第43巻に掲載された論文の中で最も優れた論文として評価されたためです。

帝塚山大学関係者の応用心理学会学会賞(論文賞)の受賞は2014年度に蓮花一己学長が受賞して以来の快挙です。

8月25日と26日の両日、大阪大学人間科学部にて開催された日本応用心理学会第85回大会総会にて表彰式があり、受賞のスピーチも行いました。

また宮川さんは先日には執筆した英語論文 "Can self-compassion help people regulate unattained goals and emotional reactions toward setbacks"(人はセルフコンパッションによって挫折した目標や挫折に対する情動反応を制御できるのか)(共同執筆者:谷口淳一教授、新谷優教授(法政大学))が学術誌“Personality and Individual Differences”に採択・掲載され、その研究成果を国内にとどまらず、海外にも発信を続けています。若手研究者としてこれからますますの活躍が期待されます。



表彰状を授与される宮川さん

宮川さん受賞スピーチ

谷口教授受賞スピーチ

賞状を披露する宮川さんと谷口教授