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2018年7月6日(金)

【追悼】三木善彦先生ご逝去

6月24日、本学の名誉教授であり、元心理学部教授の三木善彦先生がご逝去されました(享年76歳)。

三木先生は、数々の大学で教鞭をとられた後、平成18(2006)年に本学心理福祉学部(現心理学部)教授として着任されました。

また先生には、大学院人文科学研究科臨床社会心理学専攻(現心理科学研究科心理科学専攻)や心のケアセンターの開設にもご尽力いただき、同専攻ならびにセンターの専攻長・センター長を務められました。

平成24(2012)年に定年退職され、本学名誉教授にご就任されるとともに、同年春の褒章においては、長年の功績が認められ、藍綬褒章をお受けになりました。

三木先生と言えば、「内観療法」の第一人者でもありますが、マジックのご趣味も有名で、イベントや宴会などでは数々のマジックを披露され、同席の人々を楽しみ和ませてくださったことは、強く印象に残っています。

お通夜・ご葬儀には、本学関係者や歴代の大学院修了者が多数駆けつけましたが、先生が実に多くの人々に慕われ、愛されていたということを、改めて感じさせられました。

ここに、先生への哀悼の意を表しますとともに、在りし日の先生を偲びたいと思います。

卒業生諸君に祝辞を述べられる三木先生(平成23年3月:卒業式にて)

内観療法のご講演をされる三木先生(平成23年4月:第1回帝塚山大学心理学研究会にて)

謝辞を述べられる三木先生(平成24年4月:ご退職記念祝賀会にて)

ご趣味のマジックを披露される三木先生(平成27年6月:下宿生・留学生を励ます会にて)