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2018年5月22日(火)
【心理科学研究科】学術イベント・入試説明会を開催しました
5月12日(土)に、心理科学研究科による「学術イベント・入試説明会」が開催されました。
今年のイベントは「あるべき科学者-実践家をめざして」がテーマで、大学院生の修士論文等のポスター発表のほかに、本研究科博士後期課程を修了し、臨床の現場で実践活動をしつつ、研究面でも活躍を続けている新進気鋭の先生方をお招きし、それぞれの研究活動について講演していただきました。
宮川裕基先生(本研究科研究員)は、「苦しいときの自分との向き合い方―自分への思いやりの可能性―」という演題で、セルフ・コンパッション(自分への思いやり)が苦難を乗り越えるときにどのように機能するかについて、実証的なデータをふまえながら講演しました。
盛永政和先生(一般社団法人LITTO-LABO代表理事)は、「臨床研究と基礎研究の融合~エビデンスに基づく発達障害児支援のために~」という演題で、ご自身が取り組んでいる発達障害児支援トレーニングが神経科学的観点からどのような妥当性を持つかなどについて講演しました。
お2人とも、本研究科が養成を目指す「研究のできる実践家」の絶好のモデルとして、その神髄を余すところなく示し、フロアの方々も大いにご納得の様子でした。
ポスター発表の様子1
ポスター発表の様子2
宮川先生の発表
盛永先生の発表